PS5を遊んだあと「電源を切った方がいいのか、それともレストモードで待機させるべきか」と迷う人は多いですよね。
実際には、どちらにも利点と注意点があり、シーンによって使い分けるのが正解です。
例えば、翌日すぐに遊ぶならレストモードが便利ですが、数時間以上使わないときは電源を切る方が安心です。
この記事では「PS5は電源を切った方がいいのか?」という疑問に最新情報を交えて答えつつ、最適な電源管理の方法をわかりやすく整理しました。
停電時のリスクや電気代の違い、安全な電源オフの手順まで丁寧に解説しているので、この記事を読めばもう迷う必要はありません。
あなたのプレイスタイルに合わせた電源管理を取り入れて、快適にPS5を楽しみましょう。
PS5は電源を切った方がいい?まず結論から
PS5を使ったあとに「電源を切るべきか、それともレストモードで待機させるべきか」と迷う人は多いですよね。
結論からいうと、どちらにも使いどころがあり、状況に合わせて切り替えるのがベストです。
すぐに再開する予定ならレストモード、数時間以上使わないときは電源を切る、これが基本の考え方になります。
電源オフとレストモードの使い分けの基本ルール
まずは両者の違いを押さえておきましょう。
電源オフはPS5の動作を完全に停止し、電気の消費をゼロにする状態です。
一方でレストモードは、最低限の動作を残しながら待機する仕組みです。
このときアップデートやコントローラーの充電など、一部の機能はそのまま使えます。
状態 | 特徴 | おすすめの使いどころ |
---|---|---|
電源オフ | 動作を完全停止、電気消費ゼロ | 数時間〜数日以上プレイしないとき |
レストモード | 一部機能は待機状態で動作 | すぐにゲームを再開したいときやアップデート中 |
初心者が勘違いしやすいポイント
よくあるのが「毎日電源を切ると本体に負担がかかるのでは?」という疑問です。
これは、昔の電子機器では確かに言われていた考え方ですが、PS5には当てはまりません。
毎日電源を切ること自体が本体を壊れやすくする原因にはならないので安心してください。
むしろ、状況に合わせて切り替えることが大切です。
電源を切るメリットと適したシーン
PS5の電源を切ることには、見過ごせない利点があります。
とくに数時間以上プレイしないときや外出時には、電源オフが安心です。
ここでは、電源を切ることで得られる代表的なメリットを整理してみましょう。
熱やホコリによる本体劣化を防ぐ
電源をオフにすると、内部の冷却ファンや各部品の動作が完全に停止します。
そのため、余計な熱がこもらず、内部にホコリがたまるスピードも抑えられます。
長く安心して使いたいなら、定期的に電源を切ることが大切です。
状態 | 内部の熱 | ホコリの蓄積 |
---|---|---|
電源オフ | 完全に冷却 | ほとんど進まない |
レストモード | 一部で熱が発生 | 冷却ファンが回るためホコリが入りやすい |
システムリフレッシュで不具合を減らす
完全に電源を切ると、PS5内部で動いていたキャッシュやバックグラウンド処理がリセットされます。
その結果、ゲーム中のエラーや動作の不安定さを回避しやすくなります。
フリーズや不具合を感じるときは、一度電源を切るのがおすすめです。
電気代の節約効果を具体的に計算
レストモード中も少しだけ電気を消費していますが、電源オフにすれば消費はゼロになります。
仮にレストモードを1日12時間、1年間続けたとすると、数百円〜1000円程度の差が出ることもあります。
ちょっとした積み重ねでも年間で見ると差が出るので、節約志向の人には電源オフが有効です。
利用スタイル | 年間消費電力の目安 | 年間コストの目安 |
---|---|---|
毎日レストモード(12時間) | 約20〜25kWh | 約600〜800円 |
毎日電源オフ | ほぼゼロ | 0円 |
レストモードのメリットと注意点
レストモードは「すぐに続きを遊びたい」「裏でアップデートを進めたい」というときに便利な機能です。
ただし、便利さと同時にいくつかの注意点もあるため、正しく理解して使うことが大切です。
アップデートや充電に便利な場面
レストモードの最大の利点は、待機中でも自動的にゲームのアップデートやダウンロードを続けられることです。
また、DualSenseコントローラーの充電も行えるため、次に遊ぶときにバッテリー切れの心配がありません。
翌日にすぐ遊びたいなら、レストモードを活用するのが効率的です。
できること | レストモード | 電源オフ |
---|---|---|
ゲームのアップデート | 可能 | 不可 |
コントローラー充電 | 可能 | 不可 |
すぐに起動して再開 | 可能 | 不可 |
停電やトラブル時に起きやすいリスク
レストモード中も本体には通電しています。
そのため、雷や停電といった予期せぬ電力トラブルが発生すると、システムが誤作動を起こす可能性があります。
データ破損のリスクを避けたいときは、長時間放置をせず電源を切るのが安心です。
外付けHDDや周辺機器との相性
外付けHDDやUSB機器を接続している場合、レストモード中に正しく認識されないケースがあります。
特にHDDを抜き差しするタイミングによってはデータトラブルの原因になることも。
外付け機器を多用している人は、必要に応じて電源オフを選ぶと安全です。
毎日電源を切ると壊れやすいって本当?
ネット上では「毎日電源を切るとPS5が壊れやすい」という声を見かけることがあります。
しかし、これは誤解に基づいた考え方であり、実際の仕組みを知ると安心できるはずです。
PS5は毎日電源を切っても問題なく使えるように設計されています。
ネットでよく見る誤解の正体
「電源のオン・オフを繰り返すと機器に負担がかかる」というのは、古い家電製品の特徴でした。
例えば昔のテレビやビデオデッキは、頻繁な電源操作で部品が摩耗することがありました。
そのイメージが残っているため、PS5にも当てはまると思われているのです。
実際の仕組みから考える影響
PS5は最新の省エネ設計がされており、電源のオン・オフで内部に大きな負担がかかることはありません。
むしろ長時間レストモードを続ける方が、熱やホコリの蓄積によるリスクにつながる場合があります。
そのため「毎日電源を切ること自体が悪い」という心配は不要です。
ユーザー体験談とメーカーの見解
実際に毎日電源を切っているユーザーも多数おり、大きなトラブルが報告されるケースは少ないです。
さらに、ソニー公式のサポート情報でも「必要に応じて電源を切ること」が推奨されています。
毎日の習慣として電源を切っていても安心して使えると考えて大丈夫です。
意見 | 根拠 | 実際の影響 |
---|---|---|
電源を切ると壊れやすい | 昔の家電の常識 | PS5には当てはまらない |
電源を切った方が安心 | メーカーの推奨と実際のユーザー体験 | 長時間使わないときは効果的 |
安全に電源を切る正しい方法
PS5の電源をオフにするときは、正しい手順を踏むことが大切です。
誤った方法で電源を落とすと、システムに予期せぬエラーが発生する可能性があります。
必ず公式に案内されている手順でシャットダウンするようにしましょう。
コントローラーからの操作手順
最も簡単でおすすめなのが、DualSenseコントローラーを使った方法です。
手順は次の通りです。
- PSボタンを長押ししてコントロールセンターを表示
- 画面右端の「電源」アイコンを選択
- 「PS5の電源を切る」を選ぶ
これで安全に電源をオフにできます。
本体ボタンでの操作手順
PS5本体の電源ボタンからもオフにできます。
電源ボタンを約3秒間押し続けると、2回のビープ音が鳴り、完全にシャットダウンされます。
デジタルエディションと通常版でボタンの位置は少し異なりますが、手順は同じです。
方法 | 操作手順 | おすすめ度 |
---|---|---|
コントローラー操作 | PSボタン → 電源アイコン → 電源オフ | 高(初心者向け) |
本体ボタン操作 | 電源ボタンを3秒長押し → ビープ音確認 | 中(確実に落としたいとき) |
やってはいけない危険な電源オフ方法
電源コードを直接抜いたり、ブレーカーを落として電源を切るのは絶対に避けましょう。
この方法はデータ破損やシステムエラーの原因になります。
必ず通常のシャットダウン手順を守ることが、本体を守るための基本です。
長期間使わないときにおすすめの対策
数日から数週間、PS5を使わないときには通常の電源オフだけでなく、追加の対策をしておくとより安心です。
とくに旅行や出張などで長期間離れるときは、普段より一歩踏み込んだ管理を心がけましょう。
電源コードを抜くべきかどうか
電源をオフにした後、さらにコンセントからコードを抜いておくと待機電力を完全にゼロにできます。
長期間使わないときは電源コードを外しておくのがベストです。
ただし毎日のように使う場合は抜き差しが面倒になるため、長期間不在時に限定して行うのがおすすめです。
状況 | 電源コードを抜く必要性 |
---|---|
毎日使う | 不要(電源オフだけで十分) |
数日〜数週間使わない | 抜いておくとより安心 |
長期旅行・出張 | 必須(待機電力と事故防止のため) |
雷や停電リスクが高い地域での工夫
雷が多い季節や停電が発生しやすい環境では、PS5をコンセントに繋いだまま放置するのはリスクがあります。
特に雷によるサージ電流(瞬間的な過大な電圧)は、精密機器にダメージを与える可能性があります。
サージ保護付きの電源タップを利用することで、不意の電力トラブルに備えられます。
さらに、長期間使わないときはコードを抜くことで万全の対策になります。
まとめ:PS5を長持ちさせる電源管理のコツ
ここまで、電源を切るべきタイミングとレストモードの使いどころについて解説してきました。
最後に、押さえておきたいポイントを整理しましょう。
- 短時間の休憩やアップデート中ならレストモードが便利
- 数時間以上使わないときは電源を切るのが基本
- 毎日電源を切っても本体への悪影響はない
- 電源オフはシステムをリフレッシュし、不具合を減らす効果がある
- 長期間使わないときはコンセントからコードを抜くとさらに安心
つまり、PS5の電源管理は「どのくらい使わないのか」で切り替えるのが最適解です。
レストモードの便利さと、電源オフの安心感を上手に使い分けることで、快適なゲームライフを楽しめます。
この記事を参考に、自分のプレイスタイルに合った電源管理を取り入れてください。