スニーカーを買ったのに、
履いてみたら思ったよりきつい…
そんな経験ありませんか?
「そのうち馴染むかな」と思いつつ、
足が痛くなるのは避けたいもの。
今回は、きつめのスニーカーを
できるだけ快適に馴染ませるためのアイデアを、
わかりやすくご紹介します。
新品の靴と上手に付き合うコツを
ぜひチェックしてくださいね。
なぜスニーカーがきつく感じるの?
まず知っておきたいのが、
「きつさ」を感じる理由です。
スニーカーがきつくなるのには、
いくつかのパターンがあります。
・履き口や素材が硬い
・ソックスとの相性
・インソールの厚みや位置
とくに購入したての頃は、
生地がまだ柔らかくなっておらず
フィットしにくいこともあります。
「履けば馴染む」と言われることも多いですが、
無理は禁物です。
少しの工夫で、きつさを軽減しながら
安全に履き慣らすことができます。
スニーカーを優しく馴染ませるコツ
① 少しずつ履き慣らす
最初は短時間だけ履いて、
少しずつ時間を伸ばしていくのがポイントです。
数日かけて馴染ませていくと安心です。
無理して長時間歩くと、
足に負担がかかることもあるため注意しましょう。
② 厚手の靴下で履いてみる
生地が硬めの場合、
厚手のソックスを使って軽く「型をつける」
という方法もあります。
ただし強引に広げすぎないよう、
履いていて不快にならない程度に調整してください。
この方法は室内での履き慣らしにぴったりです。
③ 靴ひもでフィット感を調整
「きつい」と感じるスニーカーでも、
実はひもの締め方で変わることも。
甲の部分やつま先側だけを緩めたり、
履き口はしっかり固定したりと
部位ごとの調整も効果的です。
足の甲が当たるなら、
下部(つま先側)を緩めるのがコツ。
靴ひもに余裕があるなら、
紐の通し方を変えてみるのもひとつの手です。
④ 中敷き(インソール)を調整する
スニーカーに元々入っている中敷きが、
厚すぎて窮屈に感じることもあります。
そんなときは、薄いインソールに変更したり、
取り外してみるのもひとつの方法です。
かかとだけのインソールなど、
部分タイプの中敷きを使って調整するのもおすすめ。
⑤ シューズストレッチャーを使う
どうしても部分的に痛いときは、
シューズストレッチャーという道具を使って
軽く伸ばす方法もあります。
100均や通販でも手に入るアイテム。
幅や高さの調整ができるタイプが便利です。
ただし、やりすぎると型崩れの原因にもなるため
少しずつ慎重に行いましょう。
身近なものでできる!馴染ませテク
① ドライヤーで温める
合皮やナイロン素材など、
ある程度熱に強いスニーカーなら
ドライヤーで軽く温める方法も使えます。
靴の外側を温めて、柔らかくしてから履くことで
少しだけ馴染みやすくなります。
やけどや変形に注意しながら、様子を見て行いましょう。
② 新聞紙を詰めて広げる
「部分的にきついけど伸ばしたい…」
というときは、新聞紙をぎゅっと詰める方法も◎。
濡らした新聞紙をビニール袋に入れ、
靴の中に詰めて一晩おいておくと、
ゆるやかに形が変化することがあります。
布や合成素材なら試す価値ありです。
やってはいけないこと
スニーカーを早く馴染ませようとして、
ついやってしまいがちなNG行動にも注意が必要です。
✔ 水をかけて乾燥機にかける
✔ ハンマーなどで叩く
こうした行動は、靴の寿命を縮めるだけでなく、
足にもトラブルを引き起こす可能性があるため避けましょう。
それでも馴染まないときは…
いろいろ試しても履きにくいと感じるなら、
無理せず別の靴に切り替えることも大切です。
サイズが合わない靴を無理に履くのはストレスになります。
履き心地のよいスニーカーは、
毎日の気分も変えてくれるもの。
これから買うときの参考になるよう、
簡単な選び方のポイントも紹介します。
スニーカー選びで気をつけたいこと
次回、スニーカーを購入する際には、
以下の点に注意して選ぶと安心です。
✔ 試着は夕方〜夜の時間帯に
✔ 靴下を履いて試す
✔ 片足ずつしっかり歩く
✔ 紐をしめてチェックする
店頭での「ちょっときついかな…」という感覚は
意外と正解です。
デザインだけで選ばず、
足との相性も重視して選びたいですね。
まとめ
スニーカーがきついと感じたとき、
履き慣らすためのちょっとした工夫で
快適に過ごせることもあります。
とはいえ、無理は禁物。
足が痛いと感じたら、すぐに調整してあげましょう。
お気に入りのスニーカーを
自分の足にやさしく馴染ませて、
快適な毎日を楽しんでくださいね。