夏の始まりを前に、
会社や地域のイベントとして開催される「暑気払い」。
いざ幹事や司会を任されると、
「何をどう話せばいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたのために、
司会進行の流れから台本・挨拶例文までをまるっと解説します🎤
暑気払いがスムーズに進行し、みんなが楽しめるよう、
事前準備から心構えまでまとめてチェックしましょう!
▶関連記事 【暑気払いとは?】意味・時期・案内状の例文まとめ
暑気払いの司会進行を任されたら?
まずは「進行の全体像」を把握しよう
司会を担当する場合、
当日の流れを把握しておくことが何より大切です。
一般的な進行の流れはこのようになります👇
- 開会の挨拶
- 代表者の挨拶
- 乾杯
- 歓談・料理・ドリンクの提供
- 余興やスピーチ(あれば)
- 締めの挨拶・一本締め
- 閉会の案内
堅苦しくなりすぎず、でもメリハリのある進行が理想です。
参加者が楽しい時間を過ごせるよう、
テンポと雰囲気のバランスを意識しましょう。
進行役の心得とポイント
進行役として心がけたいのは、以下の3点です。
時間配分を意識する(長すぎる挨拶や間延びに注意)
会場の空気を見ながら進める(笑顔や拍手で流れを作る)
事前に必要な情報を確認(誰が挨拶・乾杯するか等)
また、服装や言葉遣いにも気を配りましょう。
「くだけすぎず、固すぎない」
その絶妙なバランスが暑気払いらしさです😊
開会の挨拶の例文(司会冒頭)
まずは、開会時の一言です。
最初に立って話すので緊張しますが、
声のトーンと笑顔を意識すればOK!
▼司会者の開会あいさつ例
お集まりいただきありがとうございます。
ただいまより、○○部主催の暑気払いを開催いたします!」
夏本番に向けて元気をチャージする会です。
どうぞ最後までお楽しみください!」
○○部長、よろしくお願いいたします。」
※あらかじめ誰にマイクを渡すか・名前の呼び間違いがないように、
名簿や肩書きは事前にメモしておくと安心です。
乾杯のあいさつとつなぎセリフ
続いては、乾杯のタイミングです🍻
乾杯の発声は、
通常は部長や役職者にお願いすることが多いですね。
司会のあなたは、「ご紹介」+「乾杯の合図」をするだけでOK!
▼乾杯前の進行セリフ例
「それでは乾杯のご発声を、
○○常務にお願いしたいと思います。
○○常務、よろしくお願いいたします。」
(乾杯発声の後に…)
「乾杯、ありがとうございました。
皆さま、どうぞごゆっくりお楽しみください!」
▶関連記事 乾杯のあいさつはこれで安心!季節行事に使える例文集
歓談中のポイント
歓談タイムは参加者が最も楽しむ時間。
司会はあまり出すぎず、空気を読んで動くことが大切です。
飲み物が足りているか、
スピーチ予定者がスタンバイできているかなどを
そっと確認しておきましょう。
余興がある場合は、時間を見て声かけを。
「そろそろ○○さんのギター演奏のお時間です🎸
皆さん、拍手でお迎えください!」など、
明るくテンポのある案内を心がけましょう。
▶関連記事 歓談中の司会の立ち回り方|気配り&進行のコツ
締めのあいさつと一本締め
会の締めくくりも、司会の重要な役割です。
「終わりよければすべてよし」
最後の印象が参加者の満足度を決めることもあります。
▼締めセリフ例
「楽しい時間はあっという間ですが、
そろそろお開きの時間となりました。」
「ここで、○○部長より締めのご挨拶と一本締めをお願いしたいと思います。
○○部長、お願いいたします。」
(締めの挨拶・一本締めが終わったら)
「本日はご参加ありがとうございました。
皆さま、どうぞお気をつけてお帰りください!」
▶関連記事 一本締めの仕方とタイミング|会社行事でのマナー講座
まとめ
司会進行は少し緊張しますが、
ポイントを押さえれば誰でもうまく進められます😊
・全体の流れを把握
・あらかじめ名前・役職などを確認
・時間配分と空気感の調整
・声のトーンと笑顔
この4つを意識すれば、
場が和み、全体がまとまる進行になります。
ぜひ今回の台本や例文を活用して、
参加者みんなが笑顔になれる暑気払いを演出してくださいね🎐
▶関連記事 暑気払いの案内メール・挨拶・幹事業務まとめ