台風が近づくと、気になるのが
「もし停電や断水になったらどうしよう…」ということですよね。
スーパーが閉まったり、物流が止まってしまえば
日常の食事さえままならなくなってしまいます。
そこで今回は、
台風の備えとして「必ず入れておきたい備蓄食料」について
わかりやすくご紹介します🍱
台風による停電・断水のリスク
台風では強風による電線の損傷や
大雨による浸水が原因で、
停電や断水が発生することがあります。
実際に、2022年の台風15号では
一部地域で「3日以上の停電」が発生しました。
特に冷蔵庫が使えないと、
生ものや冷凍食品はすぐに傷んでしまいます。
停電が長引くと、
・冷蔵庫が止まり食品が腐る
・電子レンジやIHが使えない
・調理自体ができない
といった事態に。
そんな時に役立つのが
常温保存できる備蓄食料なんです。
台風の備蓄食料、選び方のポイント
備蓄を選ぶ際に意識したいのは、以下の3つ。
- 常温で保存できるか
- 調理不要か、または簡単な調理で食べられるか
- 栄養が偏らないか
できれば
「そのままでも食べられる食品」を
中心にそろえておくと安心です。
必ず備えておきたい!おすすめ備蓄食料
1. レトルトご飯・パックご飯
電子レンジで温めるのが一般的ですが
そのままでも食べられるのがポイント。
無洗米+水とカセットコンロで炊く手もありますが、
台風直後は調理の余裕がないケースもあります。
2. レトルトカレー・丼の素
パウチタイプのレトルト食品は
温めなくても食べられる商品が多く、
味も豊富なので飽きにくいのが魅力です。
3. 缶詰(魚・肉・野菜・果物など)
ツナ缶やサバ缶、焼き鳥、コンビーフなどは
開けるだけで高タンパクの食事がとれる万能選手です。
みかんやパインなど果物の缶詰も
疲れた時に嬉しい甘みがあります🍊
缶切り不要の「プルトップ缶」を選ぶのがおすすめです。
4. インスタントスープ・味噌汁
お湯が用意できるなら、
心も体も温まるスープ系はありがたい存在です。
塩分や水分の補給にもなります。
5. 栄養補助食品・カロリーバー
栄養が偏りがちな災害時、
ビタミン・ミネラルを手軽に補えるバータイプの食品は
非常にコンパクトかつ保存性が高いです。
6. お菓子・甘いもの
チョコレートやビスケットなどは
エネルギー補給になるだけでなく、
精神的な安心感にもつながります。
特にお子さんがいるご家庭では必須です。
食料以外にも備えておきたいもの
飲料水
目安は1人1日3リットル×3日分。
家族の人数分をしっかり確保しておきましょう。
紙皿・割り箸・ラップ
洗い物ができない状況を想定して、
使い捨て食器やキッチンラップは備えておくと便利です。
カセットコンロ・ボンベ
電気が止まっても、お湯を沸かしたり温めたりできるので
台風シーズン前にチェックしておきたいアイテムです。
備蓄はローリングストックが基本
災害用として買っておいても、
気づいたら賞味期限切れになっていた…
なんてこと、ありますよね💦
そこでおすすめなのが
「ローリングストック」という備蓄法です。
日常的に食べながら、減った分を買い足す備蓄法。
「使いながら備える」からムダがないのが魅力です。
賞味期限が切れそうな食品は
定期的にチェックして消費しながら補充しましょう!
あとがき
台風前の備えは、
水や懐中電灯だけでは不十分です。
「食べるものがある」という安心感があるだけで、
不安な災害時にも落ち着いて行動できます。
備蓄といっても難しいことはありません。
普段の買い物の中で少しずつ
「非常時にも食べられるもの」を意識して選ぶだけで大丈夫です。
そして、家族みんなで「非常食の試食会」をしてみるのもおすすめ!
いざという時に困らないように、今日から少しずつ準備を始めましょう。